連休を前にして

2002年4月26日
昨日今日と、2回目の実験。
昨日は実験前に実験レポートの提出があった。
この一週間ぐらい、実験レポートの課題が
全然わからないことに凹み続けていたので
最悪な夢を見てしまった。

〜〜〜 〜〜〜 〜〜〜 
レポートの問題を聞きに、私は教官の所へ質問に行っていた。
 私「問題が解らないんです」
教官「どこが解らないの?」
 私「全部です」
教官「そういう人は実習してても意味がないから
   君は来週からこなくていいよ」
〜〜〜 〜〜〜 〜〜〜 

あくまで夢で、ほとんど被害妄想みたいなものだけど
目が覚めたときめちゃくちゃ凹んだ。はぁ。


レポートは何とか無理矢理書き上げた感じ。
与えられた課題、さすがに全部わからないってことはなかたけど
でも半分ぐらいしかわからなかった。

今日の実験は、10時までかかった先週とはうってかわって実に楽☆
予習の段階では、相変わらず「何やってるか解らないーっ」て
投げ出し気味だったんだけど
実験すすめてくうちに、これはこういう事なんだってのが
段々わかってきて嬉しかった。
わかるようになると嬉しいし楽しいもんだなあ。
そのために、勉強してるんだよなって事を再確認。


明日から3連休。
掃除(結構気合入ったやつ)・衣替え・模様替え・お菓子作りと
『やりたいことリスト』はかなりたまってきてる。
あ、勿論勉強も。
二重登録してるから出席できない授業が幾つかあるから
その勉強も進めなきゃ。
でもバイトだったり友人と遊びに行ったり実家帰ったりと
毎日予定で埋めてしまったから、
余りゆっくりできなさそう。
「予定がある」ってことは何だか嬉しいことなんだけどね。

かつて、学校にも行かず引きこもってた頃は
予定なんて入りようがなかった。
夕方起きて、適当にゴロゴロしてて、
11時から明け方までネットに費やして、
日が昇ってから眠る、そんな生活を続けていた。
そんな自分には戻らないっていうのが私の今の至上命題だから
ちゃんと活用されてるスケジュール帳を眺めて
一人自己満足に浸ったりもしてる。

昨日と同じ今日にはしない。今日と同じ明日にはしない。


バイト決定

2002年4月24日
バイトが決まった。
近くの行列の出来るラーメン屋さん。
昨日面接に行って、ずっと連絡がなかったから
不採用だったのかなって落ち込んでいた。
そうしたら10時頃採用の電話があった。
今改装中で、明日25日オープンだから、
ずっと忙しかったんだろうな。
何にせよ、嬉しい。

去年の夏休みに入ったある中華料理店のバイトは、
想像以上の厳しさにへこたれて
数日で行かなくなった。何も言わず。
今までバイトはまるでしたことないけれど
今度はちゃんと続けなきゃ。頑張らなきゃ。

取り敢えず私自身もすごく好きなラーメン屋さんなので、
明日のオープン初日に行ってみようかと思う。
こんでるかな。

今日の日記

2002年4月23日
私は授業中しょっちゅう寝ている。
眠気に対する耐性がないというか
単に眠たいのを我慢できないだけなのだけど。

微分積分の先生によると、解らないことを聞いているとき
眠たくなるのは、一種の防衛本能らしい。
この話も夢うつつの中で聞いていたから余り憶えていないのだが
わからないことを聞いていると脳が混乱を避けるために
外界からの情報を遮断しようとするらしい。

思い当たる節が、幾らでもある。
勉強に限らず、とにかく嫌なことがあると
いつもひたすら眠ろうとした。眠くなくても無理矢理。
その行為を、「防衛」と呼ぶのが何だか新鮮だった。

その話を聞いた後の授業で、
またしっかり寝てしまった。

3日半ぶりの学校

2002年4月22日
月曜日は一日中一般教養キャンパスにいるから、
何だか肩身の狭い思いから逃れられない。
知り合いに見付からないようにこそこそしている。
私が単位をまるで取っていないことは
後輩達も或る程度知っている筈なのだが
それでも「あの授業出てましたよね」なんていわれると
微妙な引きつり笑いを浮かべるしか出来ない。
そのうち慣れていくのだろうか。

この新学期から、毎日お弁当を持っていくと決意して今日で2週間。
毎日ご飯と主菜と副菜2つの、結構立派なお弁当を持っていっている。
お弁当どうしようって考えるのが最近の娯楽になりつつある。

先々週の実験レポートが無事完成。
無事とはいっても問題一つは解らないままで放ってあるが。
兎にも角にも一仕事終えてちょっと満足感。
今日は朝から一日、地元京都を観光して回った。
一昨日妹から突然、朝6時に京都駅に来ることを
約束させられてしまったのだ。
始発で出かけるなど久しぶりだったが、朝は人が少なくていい。

午前中は彼女と京都巡り。
早朝の東西本願寺・錦市場・永観堂をまわる。
本願寺では軽く瞑想、錦市場では湯葉を買い
永観堂は時間がなく門から中を覗くだけに止める。

午後から妹は大阪に向かい、私は一人観光を続行。
バス一日乗車券を片手に、来たバスに乗るという適当さで
東寺・梅小路公園・大徳寺・今宮神社を巡った。
土地勘のある人ならば変だと思うかも知れないが、
巡る順番としては実はとてもおかしい。
何て適当さ。

東寺では五重塔を拝み大徳寺は拝観料の高さに悪態を付き、
今宮神社では名物あぶり餅に舌鼓を打った。

今回一番良かったのは梅小路公園。
この公園の整備を京都市が平安遷都1200年事業の一つと位置づけているらしく、
とても綺麗に整備・手入れされた公園だった。
地元の人たちが大勢サイクリングやウォーキングや
その他レクリエーションに興じていた。
その梅小路公園の中に「朱雀の庭 いのちの森」という有料庭園がある。
200円という安さにつられて入ってみたら、
これが予想だにしない素晴らしさだった。

入ってすぐが朱雀の庭。
ここは設計は日本的だが、
お寺だと苔を使うところが芝になっている。
芝への立ち入りは制限されていないので、
陽光の中昼寝している人が何人かいた。
大きな池を囲むように散策路が配され、
道の回りを様々は花が彩っている。
この季節はボタンとツツジ。
スズランもあるらしかったが見付けられなかった。
ツツジは色んな色の種類が植え付けられ、珍しい(と思う)オレンジのツツジもあった。

奥にはいのちの森が広がっている。
多様な植生と自然な環境を創り出し、
都心の『野生の聖域(ビオ・トープ)』として整備された区域」らしい
(パンフレットより)。
人工性をなるべく排除した森の中には、
中空回廊が木々の間をぐるっと巡り、
地上には整備されていない小径が目立たないように
(というか植生を邪魔しないように)走っている。
そこでは様々な木が生え、草花が咲き、鳥や虫が飛んでいた。
久々に白花タンポポを見付けた(思わず写メールした)

とにかく広く、手入れの行き届いていることといったら、
これが200円でいいの!?と思わず申し訳なくなるくらい。
同程度のお寺の庭を拝観しようと思ったら500円は取られるというのに。
余り知られていないのか人はほとんどいなかった。
これで営業していけるんだろうかと余計な心配をしてしまうぐらい。
近くの東寺には観光バスが何台も乗り付けていたが、
梅小路公園は本当に地域住民しかこないようだ。
京都市も観光施設という位置づけではないらしく余り喧伝に熱心ではない。
折々の季節に又訪れたい。
だからこの公園は、存続して欲しいなと思う。

心が洗われた一日だった。
綺麗に晴れていたし、新緑が目にまぶしかった。
最近日記を書いてるときには微妙に気分がダウンしていたが、
今日は不思議と落ち着いている。
明日からのことを考えても前向きに対処する気が起きてくる。
なんて些細なきっかけなんだろう。
あんなにしんどかった「頑張る」という言葉を自ら発することができる。
こんな心持ちのままこの先も過ごしていきたい。

折角の休みなのに

2002年4月19日
彼氏にあたってしまった。
今週は授業が本格的に始まって、解らないことが増えてきた。
書かなきゃいけない実験レポートも全然進まない。睡眠不足続きで疲れてたってのもあった。
相手は悪くないのに自分の不満を身勝手にぶつけてしまった。

きっかけは、彼氏と私と共通の友人の3人で飲みに行く約束を
私が反故にしたことに対し、彼氏がしつこく「行こう」といったことだった。
私がさしたる理由もなく行かないなんて云いだしたから当然だ。
でも私は「惨めな思いをするから」なんて理由を云いたくなかった。
ちゃんとやってる人を前にして、私が勝手に惨めな思いを感じてるだけだから。
でも結局そう云ったら「別にそんなことないって。
もっとポジティブに考えんといかん」、そう云われた。
その前から、細かいことで「こうしなきゃいけない」ってことを
色々云われていたのも原因だったのだろう。
何かがふつふつとわだかまっていた。
「頑張らなくていいって言って」。
そういったら即座に否定された。
そして私は爆発した。

私の中に「しなきゃいけない」ことがたまりまくっている。
しなきゃいけないのに、できないことがどんどんと堆積している。
どれだけやればちゃんとしたことになるのか、
惨めな思いをせずに済むのかわからない。
頑張ってない私は独りぼっちなんだ。
味方だと思っていた彼氏だって、
頑張ってない私なんか要らないんだ。
そんなことを考えて当たり散らした。
相手は正しいことをいっているだけなのに。

結局そのときは、半ば眠気に負ける形で和解した。
冷静になって考えてみれば私は駄々をこねていただけだった。
「負担はかけられない」、そう思っている筈なのにまた負担をかけてしまった。

そんなことがあってほとんど睡眠時間とれなくて、
朝早くからの健康診断後、家に帰って昼過ぎまで寝てしまった。
勿体ない……。
健康診断では、体重は去年より0.5kg増(哀)、身長0.5cm増(嬉)

今週は3連休。

2002年4月18日
金曜日は健康診断がある。だから木曜午後から金曜全日まで一つながりの実験は休講になった。一週間が4日と半分で終わってしまうってこんなに楽なんだなぁ。
春休みには各局はしごして散々見まくっていたワイドショーを久々に見たら、何故あんなに熱中していたのかちょっとわからなくなっていた。
金曜は完全に休みって訳じゃなくて、ちゃんと健康診断がある。しかも女子は朝8時半開始。工学部が対象だから、人数の少ない女の子の検診は朝の内にとっとと済ませてしまおうって訳。去年男は昼過ぎまでかかってたかなあ。
私が朝の早いことを嘆いたら、彼氏は順番待ちで半日潰れる方が苦痛だと。それもそうか。

工学部は女の子が少ない。しかも私は、殊に女の子が少ない電気系に属している。私の学年は、入学時、120人中女は私一人だった。
六年一貫教育の中学・高校の間(+浪人期)友人に恵まれていた私は、女同士のぬるま湯にどっぷり浸かりきっていたから、周りに男しかいない環境に適応しきれなかった。
でも下回生配当の授業受けていると、数少ない女の子達は固まりはしているけれど男の子達としっかりコミュニケーションとっていて、何故それが私にできなかったんだろうと思う。それに当時所属していたサークルも男ばっかりだったけど、そこはとても居心地のいい場所だった。

2年間まったく学校に行かず3年目も途中で挫折してしまった理由を、最近よく考える。本当は余り考えたくないというか、分からないものは分からないままでおいておきたいのが本音。
でも理由をはっきりさせないまま放っておくと、また同じことを繰り返すんじゃないかと―――母が心配する。
水曜日のカウンセリングで、母に向かって弱音は吐けないことを改めて痛感した。
学生証をなくした。まずい。図書館に入るのにもメディアセンターに入るのにも必要だし、さっさと年金の書類提出しないといけないのに。
再発行願いしたら来週の水曜になるらしい。なくした私が悪いんだけど、その間図書室の利用ができないのは痛い。痛すぎる。来週提出のレポート、独力じゃあまるで何が何だかわからない。水曜日に本借りてたんじゃ間に合わないよぅ。。。と嘆いていたら、彼氏が助けてくれた。ありがとう。
でも彼氏にいつもいつも手を借りてばかりで、そういうのなるべく止めなきゃって思うけど、頼れる人は奴しかいなくて結局頼ってしまう。レポートの答え教えてもらったりとか勉強教えてもらったりとかそのほか色々。
今は無理に自分で何とかしよう、って思わない方がいいのは解ってるけど申し訳なさはどうしようもない。

私の学科では生徒一人々々にアドバイザーという担当教官が決まり、主に進路のことで相談に乗ってもらえるという制度がある。履修登録用紙にアドバイザーの承認印がないと事務室が受け取ってくれないから、今日アドバイザーの教授のもとを訪ねた。何かと心配された。成績表は見てるから単位状況は把握してるけど、まぁ頑張れ、なんて。気にかけてもらえるってなんて有り難いことなんだろう。何だか色々相談したいことがあった気がするのに、結局登録用紙に印鑑もらうだけだった。
でも帰り際実験の事とか授業の事とかを聞いてるうちに涙がこみ上げてきた。「如何にしんどいか」って事を改めて認識するととても心細くなる。先週のカウンセリングでもそうだった。

明日のカウンセリングには、母が来るらしい。仕事が休みになったそうだ。ちょっと辛い。母と会うと私は必ずあれるから。
1コマ線形代数学続論
2コマ確率
3コマ微分積分
4コマ微分積分(3コマの続き)
5コマ電力回路

数学ばっかーーっっっ
(5コマは違うけど)
まぁそういう風に時間割組んだの私だし、それ見た知人が「大変そうやけど大丈夫?」っていうのに「大変そうだけど頑張ってみるわ」なんて答えたりしてたけど。
確率は、去年その授業を取っていた彼氏が勧めてくれた授業。譲って教科書に彼が付けたコメントは『熱い』。
どう熱いかというと例えば。
「A君はBさんにラブレターを出したが返事は来なかった。しかし彼女は規制の厳しい寮に住んでおり、彼女が手紙を受け取っていない確率は30%――中略――のときA君には何%の希望が残されているか?」
……こういう例題とかが『熱い』らしい。
ぱらぱらっと斜め読みしてみたら、最初の方の問題は結構こんな感じの問題が多かった。
まぁ、ここから確率とは何かをより深く考え、確率/統計が実生活にどう役立ってるかってことまで考えさせたいんだろうかと思ったり。確かに学生に勉強して欲しいって熱意と、かといって内容を簡単にはしないって志は感じられる教科書だけど、でも『熱い』ってのはどうよ?

授業の担当教官自身、語り口は軽妙、話題の振り方は絶妙で、とても惹き付けられる授業だったな。元々確率論は何故か好きだったしこの授業は楽しい息抜きになってくれそう。そのうちそんな事いってられなくなるんかも知れないけど。

電力回路の先生も、熱い人だった。噂には聞いていたけど授業開始前にまず「授業中携帯電話を鳴らした人には単位を出しません。もし名乗りでなかった場合は全員、落とします」
さすがに120人くらいいる教室がどよめいていた。どうやら本当にそれで単位とれなかった人もいるらしい。この先生なら全員不合格もやりそう。まぁ教育熱心な先生に教えてもらえるのは幸せな事なんだしね。
(でも、先生自身は関係ないかもしれないけど、うちの電気電子工学分野から携帯電話やその周辺業界に関わってる人はすごーく多いと思うんです……)

思うところ色々

2002年4月14日
新学期始まって最初の休みは、取り敢えず身体を休めるところから。久々に12時間ぐらい寝られてとっても気分がよかった☆

土曜日は母がきてて、学校の様子なんかを話してた。まぁ、私がどんだけ頑張ってるかって事をアピールするのが主な話題だったかな。母が安心できるように。
ただ今までは、頑張ってるっていっても結局のらりくらりと口先だけだったんだけど、今回は違うかなと思う。いやそうはいっても、元々私が実家に帰る予定だったのを、レポートがしんどいからといって取り止めたのは実は嘘なんだけど(そこまでしんどい代物じゃない)
今まではできないできないってそればっかり考えてて逃げることばっかり頭にあった。学校辞めようかなって何度考えたかわからないけど、辞めてどうするかって事を具体的に考えてた訳じゃなく。
今はまだ全然出来ないことだらけだし出来る事からしか始められないのは仕方がない。けど自分のポテンシャルを広げる努力も必要なんだ。
母が帰った後、そんな事をつらつらと考えてた。

日曜はやっぱり昼間で寝てて、起きてちょっと四条あたりへ出掛けてみた。特に買い物の予定はなかったけど(100均に行くってことぐらい/笑)出掛けてみようかなーって。久々に天気よかったし暖かかったしね☆
春物の服欲しいなーと思いつつ、何がいるのかはよく解ってないから今日もお買い上げは見送り。前まで衝動買いっ娘だったけど、コーディネート考えた買い物しないとね。それにしても、衣替えしようと思ったら寒が戻ったりするし時間ないし。
帰りで加茂川沿いを自転車でこいでいったら、中州(?)に菜の花が一面に咲いてて物凄く綺麗だった。感動的に。まさしく黄色の絨毯。春の加茂川べりといえば桜しか知らなかったからちょっと発見。菜の花畑見るのって、小学校以来かも。

ジッケン!

2002年4月12日
木曜日にはちょっと楽しみv
とかいってた実験、事もあろうに朝の9時から、晩の10時までかかってしまった。
内容がそんなにもりだくさんって訳でもないし、一体何にそんなに時間がかかったのかも解らないけど(いや解ってるけど)、とにかく時間がかかった! 疲れた! お腹が空いた!
(実験室は飲食禁止だし席を離れるのは厳禁なので、お昼休みにご飯食べたっきり飲まず食わずで9時間立ちっぱなし)

実は昨日、始めて会ったグループの人たちの第一印象は「とっつきにくい人たちだなあ」だった。
いかにも、理系の男の子というか。
例えば「よろしくお願いします」っていってもいまいち曖昧な返事しか返ってこない、そういう感じの人たちだなあと。
友達作ろう! って意気込んでたのに出鼻をくじかれた感じでちょっとがっかりしてた。
(ある人に対しては、嫌な感じの人だなあ、なんて事も思っていたし)

でも今日一日一緒に頑張ってみて、いい人達かもって風に思い直した。
時間かかったのはある一人の責任といえなくもない状況だったんだけど、みんな根気よくじっと待ってたし、最後の方になったら少しは会話が成立するようになったし、疲れはしたけど楽しかったんだ。
これから半年間お世話になるメンバーだしやっぱ仲良くできたら楽しいもんね。

ただもうちょっと積極性を持って欲しいなーと、自分のことを棚に上げてお姉さんは思うのでした。笑。

ハンダゴテ

2002年4月11日
今日の1、2コマは一回生配当の基礎物理化学と物理学基礎論。名前だけだとどっちがどっちかよく解らないけど、基礎物理化学は化学をやって物理学基礎論は物理を教える授業。両方とも時間の半分ぐらいで授業(というかガイダンス)が終わってしまった。
眠たくてしょうがなかったからちょっとほっとしたような物足りないような。

午後は専門の実験。この実験は木曜午後と金曜全日が一つながりになってる結構大変な代物。始まる前から、とにかく大変だから覚悟しとけって噂は上の回生から散々吹き込まれての初日だった。
多分これからこの実験を軸にして私の一週間は回っていくんだと思う。
ガイダンスの後、4人の班に分かれて早速最初の実験に取りかかった。私の班はアナログIC。ていっても何が何だか全然わからない。そして教官からの説明の後、さあ実験に取りかかろうという私たちに、半田ゴテが手渡された。何て事。2年生までなら、実験といっても装置は既に準備されていて、しかもそいつらは大抵ディジタルなやつだった。それがいきなりハンダ付け。ちょっとしたカルチャーショック。
私は電気電子分野に籍を置きながら電子工作の経験がまるでない(尤もそれはほとんどの人がそうみたい)。更にどうしようもなさげに不器用でもある。そんな私にミリ単位の作業なんてできるの不安だったが、始めてみたらハンダ付けは結構楽しかった。そういえばD.I.Yって微妙に流行り?
私だけでなく班員はみなハンダ付けは初挑戦。慣れない作業に四苦八苦していた。折角回路を完成させたと思ってみても、テストしてみたらどこかがおかしいっていわれてやり直し。結局終わったのは予定終了時間を2時間近くオーバーする7時過ぎだった。
明日は作った回路を使っての測定。ちゃんと理想的な結果は出てくれるんだろうか?
始める前はかなり不安だったんだけど、取り敢えず初日終えた感想は楽しかったって事。実験終えてレポート書く段になったら楽しいだなんていってられないだろうけど。

学校二日目

2002年4月10日
新学期が始まって二日目。
1コマは2回生配当の熱力学、
2コマは3回生配当の個体電子工学(専門)、
3コマも3回生配当の真空電子工学(専門)。
この後は一応授業入れてるけど、
出席なしでレポート一発で単位の出る授業ばっかりだから
カウンセリングの予定を入れた。

初回だから授業はどれも内容の説明や概論だったので基礎的知識のない私でも解ることが話されていたけど、やっぱり3回生配当の授業は大変そう。
今まで授業が解らなくなったら放り出してしまっていた私が、これからやっていけるのかなってまた不安になる。一般教養の微分積分とかと平行してやっていかなきゃならないんだけど、そういった知識を前提とした授業だからなあ。
卒業したいからと親に無理いって下宿も大学も続けさせてもらってるのに、いきなり弱気。
普段付き合える友達はいないし、新しい人間関係作ろうにも周りは既に人間関係を築いてる人ばかりだからどう話しかけていいのか解らず不安ばかりが募っていく。
学校始まる前は「最初の授業でまず挨拶して自己紹介して仲良くなって……」って考えていたけど、凄く難しい事だな。仲良くなるって。

カウンセリングでは不安を話してるうちに泣いてしまった。去年味わった、友達いなくてしんどかったり辛かったりしたことを思い出して泣いてしまった。
予定時間の50分中、半分くらい私が泣いているので何も話せなかった。
先生は、「友達作るのが苦手なんだから、友達作ろうって高いハードル設定したって無理だよ、それよりはまずできる事から始めないと」ってアドバイスしてくれた。
当たり前だなって思う。でも正直、それじゃあしんどすぎる。ならば何ができるのかって事をもう一度考えなくちゃならない。
同じ学科の彼氏がいるんだけど、彼にばっかり頼ってもられないなって思った。私は彼しか知り合いがいないけど、彼には彼の友人がいて私にばっかり構ってられる訳じゃないんだって事を、同じ授業に出て実感。

ちょっと自分の甘さというか弱さを見くびっていたかも知れない。出来ることから始める為に、出来ることをもう一度考えなきゃならないと思った今日一日でした。

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